7月 新人看護師の様子

新人教育担当師長からのメッセージ

梅雨が明けて、暑い夏がやってきました。7月に「新人看護職員習得項目」の第1回評価の提出が終わりました。評価は年間3回行っており、この時期は清潔・移動介助、感染防止など、基礎的な項目を中心に達成目標を設定しています。これから専門的な看護技術や優先順位・多重業務・時間管理などの業務管理の項目になってきます。目標を持ち、少しずつレベルアップしていってほしいものです。
先日、2年目看護師の訪問看護ステーション・介護老人保健施設「わたつみ苑」でのローテーション研修が終わり、当院での新人看護師教育「マーガレットシステム」の教育が修了しました。学びの共有を行うとともに、これからは、1年先輩の看護師として新人看護師にどのように関わりたいかをグループワークしました。具体的に様々な意見が出て、とても頼もしい感じがしました。新人看護師はたくさんの先輩看護師に支えられ、育てられていると感じています。   荻田

2年目看護師が新人看護師にしてあげたいこと
~グループワークから抜粋~

7-1・声をかけやすい雰囲気を作るようにしたい。
・自分の失敗談や経験談を話してあげたい。
・自分にしてくれたように、困ったことがないか気遣い、手伝ってあげたい。
・この1年間、患者さんと関わることで学んだことを伝えたい。
・先輩の気持ち・新人さんの気持ち両方の気持ちがわかる中間の立場で、新人看護師たちが不安なく成長できるようにしてあげたい。
・自分もわからないことは、一緒に先輩に聞いて共に学びたい。
・先輩看護師の素晴らしいところを伝えてあげたい。

先輩からのメッセージ

私は、急変対応と意識の評価の研修を担当させていただいています。
新人看護師の皆さんは、日々看護業務の中で、患者さんの急変を発見したらどうしよう、など不安を抱えている方も多いと思います。夜勤ともなると、看護師の人数がぐっと減り、一人で対応する人数も多くなります。
そのような中で、皆さんの不安を少しでも軽減できるように、現場ですぐ役立つようにという思いから、私が行う研修は実践型の研修にしています。
又、急変はどの部署、部門でもあり得ることです。皆さんが急変した患者さんや家族対応で「あれで良かったのかな?」「あの時どうしたら良かったのだろう?」など悩んだ時には、当院には救急看護認定看護師がいたな、と気軽に相談してもらえる存在でいたいと思っています。
地域救命救急センター 救急看護認定看護師 喜井 なおみ

今月の行事<納涼会>

7-2病院主催の納涼会に参加しました。300名を超える参加者で、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。私も先輩方や他職種の方々と会話を楽しんだり、ステージ上でのグループ対抗の「早食い競争」等の催し物に盛り上がったり、とても楽しいひと時を過ごしました。
このような親睦の場が病院全体の温かい雰囲気につながっていること、自分も三豊総合病院の一職員であるということを感じるとともに、これからも頑張っていきたいと改めて思いました。   OP A.Y

新卒看護職員習得項目 評価を終えて

7-3新卒看護職員習得項目は、103項目あります。7月に第1回目の評価がありました。部署の師長・主任新人教育担当委員・アソシエイト、プリセプターや各担当委員の方から細かい指導を受けました。
ドキドキ緊張しましたが、病棟全体で新人看護師への指導を行ってくれていることでとても心強く、勉強になります。今、自分ができているところ、もっと勉強すべきところを明確にすることができ、技術や知識習得に対して意欲的に取り組みたいと思うことができました。
循環器内科外科  M.K

BLS・挿管の介助 研修

7-4BLS研修では、実際にシミュレーターで演習を行いました。胸骨圧迫方法、アンビューバッグの使い方、気道確保・挿管の介助等一つ一つの技術を丁寧に学ぶことができました。
正しい知識を身に付け、何回も演習を行い日頃から慣れておくことが現場で落ち着いて対応できることにつながると感じました。今回の学びを日々思い返し、深めて行きたいと思います。
循環器内科外科 M.N

医療ガス研修会

ボンベから酸素が出ているかを、チューブの先を水につけて確認中!

ボンベから酸素が出ているかを、チューブの先を水につけて確認中!

医療ガスの取り扱いの研修を受けました。医療ガスは「高圧ガス」という特性があり、取り扱いには十分注意が必要です。転倒・転落などの衝撃を与えない。バルブは静かに開く。火気と引火性物質を近づけないことなど等が大切です。今回の研修で過去の事故事例や、よくあるトラブルを知ることができました。使い方次第で大規模災害も起こりうるという事も学び、身が引き締まる思いがしました。
また、酸素は日頃から使用頻度も高く、患者さんに確実に投与するには酸素カニューラの破損の有無やボンベの残量確認も忘れずに行っていこうと思いました。
混合病棟 C.M

銭形祭り

銭形祭り「よさこい銭形祭り2014」に三豊総合病院連として参加しました!
病院のある観音寺市には寛永通宝という砂でできた銭形のシンボルがあり、この地域では毎年この時期に夏を盛り上げるイベント「銭形祭り」が行われます。この日のために、何日も練習を重ねてきました。
当日は約80の連、3500名の踊り子が出場したと聞きました。会場は大変な賑わいでした。当日の天気は最高で職員の先輩の方々と笑顔で和気あいあいと踊りきることができました。この夏祭りを通して、最高の仲間とも巡り会えて本当に楽しい時間となりました。
ICU Y.M