臨床推論のこと

 先週の6月21日が夏至でした。ラジオからこの話が聞こえてきて、もう昼の時間が短くなっていくということに驚きを覚えました。考えてみると平成30年は半分が過ぎ、平成30年度も3か月が過ぎようとしているのです。新採用の方
部署異動した方、昇進した方、そして一緒に働いた皆さん頑張りましたね。自分に「頑張ったね」と言って褒めてください。そして周りの人と「頑張ったね」と言い合ってください。深呼吸して、一息ついて、また進みましょう。
 Eラーニングでパトリシア・ベナー博士の「看護における臨床推論とその会得方法」と「クリティカルケア領域における看護師の成長モデルと臨床推論との結びつき」を見ました。和訳を読むので少し大変ですが、よかったですのでご紹介します。これまで予期した看護が必要とよく言ってきましたが、臨床推論のことだったのだろうとわかりました。また臨床推論を身に着けるには、判断や実践を振り返ることやナラティブを用いて学ぶことが効果的だそうです。ナラティブは状況がどう変化しどのように対応したかという時系列が重要ということで、もしかしたら申し送りやパートナーとのやりとりもナラティブなのではないかと思いました。是非、Eラーニングを見て、臨床推論について学んで実践につなげてほしいです。
 この3か月、新しい環境や役割のなかで、具体的なことをきちんとできるように取り組まれた方、一度立ち止まり、一般的には何をするのか?できたか?という視点で振り返ってみるのもいいと思います。