豊かな看護を表す

15日16日看護の質発表会が開催されました。これまで部署の看護の質を構造・過程・結果で発表していたのを、昨年から過程の部分の看護実践を事例で発表することに挑戦しています。事前に研修を受けての発表会でした。ひとことで表すと「感動」、そして看護部理念の「看る力」「心」「連携」が豊かな看護を提供できていることに確信がもてました。各部署で提供している看護実践が外来、救命、ICU、OP、病棟、内視鏡、腎センター、入退院サポートセンターそして訪問へと看護をつないでいることがよくわかりました。事例の患者さんに関わった部署からの発言が会場からでたことがとてもうれしかったです。
両日とも100名を超える参加者と当院の看護の質を共有し、すばらしいと実感できたことを、アンケートの意見が各部署へのフィードバックになっていることからも読み取れました。
事例発表では部署の看護を具体的に表しました。それはどのような看護実践がなされたか抽象的に表現してみましょう。その時に、「看護師の仕事」の文言で表現すると、概念化できます。日々の業務としての看護実践が「看護師の仕事」としての意味や価値につながり、看護部理念の「看る力」「心」「連携」が豊かな看護を表すことができると考えます。