看護管理実践計画の発表会

ひとことの間隔が空いた期間に、めっきり冬らしくなりました。
18日19日20日には、ケーススタディの発表会がありました。ラダーⅡを目指して、2年目看護師が一人の受け持ち患者さんの看護過程をまとめたものです。急性期病院のケースですので、病状のある患者さんに治療が刺激として入ったことで、出てきた反応に対して介入しているものが多くありました。また看護の時間軸として現時点の問題としてだけでなく、入院前の状況そして退院後の生活をふまえた介入をできていたものもありました。日々の看護実践が看護過程なのです。
26日香川県看護協会のセカンドレベル研修の看護管理実践計画の発表会に、支援者・評価者として出席しました。40人の実践計画を聞き、評価・検討をすることで、看護管理について深く考えることができました。自分が研修を受けた時、ある講師の先生から「看護管理者は、部署の看護を保証すること、そのためには看護・管理・過程を実践すること。どんな看護を、組織化して行う(人材・配置)、管理プロセスPDCAサイクル」と教えて頂いたことを思い出しました。報告される事象、データに注目してしまいがちですが、看護管理過程として判断・介入していこうと再認識しました。
看護過程も看護管理過程も普段の思考過程をはっきりと言い表す、書き表すことから始まるのではないでしょうか。